旅支度、プレゼント、嫁入り道具にも! 老舗「銀座くのや」の万能風呂敷
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メイドインジャパンの知恵と美しさが備わった風呂敷。沖縄在住の稲嶺さんは、嫁入り道具として銀座の老舗呉服店「銀座くのや」の風呂敷を持参したそう。普段使いはもちろん、旅行でも活躍する逸品なんだとか。
イチオシスト:稲嶺 恭子
大手出版社で情報誌編集に携わり、退社後シンガポールへ。現地日本人向け情報誌編集部を経て、帰国後は沖縄へ移住。シンガポール、沖縄での経験を生かして、2007年よりフリーランスの編集&ライターとして、主にアジアと沖縄をテーマとしたガイドブック・雑誌・書籍・ウエブ媒体などで活躍中。
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愛用している2サイズのうち、紫色のものはふくさとして利用している稲盛さん
また、無料で名前を入れてくれるのもお気に入りポイント。自分用だけでなく、結婚や出産のお祝いなどにお渡しするのもイチオシです。
シンプルで飽きがこない長く愛用できる風呂敷
「銀座くのや」は天保8年(1837年)に創業したという老舗の呉服店。こちらの風呂敷は正絹縮緬(ちりめん)の生地を使用し、オリジナルの色を別染して一枚ずつ手作りするそうで、見た目も上品でしなやかな風合い。生まれも育ちも関西の私は、和小物系は京都風の華やかなものしか知らなかったのですが、関東風のシンプルで飽きのこないデザインの和小物は実際に使うシーンが多くてとても重宝しています。
購入すると無料で自分の名前を入れてもらえるのも、長く愛用できている理由かも。私は、沖縄にお嫁に来るときに作ってもらって持ってきました。お値段も5400円からと手頃ですし、桐箱に入れることもできるのでプレゼントしても喜ばれると思いますよ。
旅支度にも欠かせない私の愛用品
最初はふくさとして使うために購入したのですが、今では取材時の旅支度にも大変重宝しています。特にシワをあまりつけたくない衣類などはこの風呂敷でふわっとくるんでスーツケースに入れます。反対に、衣類をコンパクトにしたいときはギュッと縛ることで荷物を小さくできて便利。現地からのお土産をくるんでおくのもいいですね。色が素敵なのでスーツケースを開けたときに見た目がきれいなのもテンションが上がるポイント。また、プライベートの旅行時は、各自名前が入っている風呂敷なのでひとめで誰の荷物かわかるのも便利。ストールやショールとしても利用できますので、今や旅取材にこの風呂敷は欠かせません。メイドインジャパンの知恵と美しさが備わった逸品だと思います。
DATA
銀座くのや┃風呂敷
サイズ:中巾 (45cm×45cm)、二巾 (68cm×68cm)
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