冷蔵庫の調味料を断捨離!? 江戸から伝わる万能調味料「煎酒」
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便利な調味料を発掘するのが好きだという川崎さんが、新たに定番調味料にしたというのが、江戸時代から伝わる万能調味料「煎酒」。これ1本あればかなり使い回しができるほど万能なんだそう!
イチオシスト:川崎 さちえ
テレビや雑誌で話題のフリマアプリ・オークション歴20年の達人。オールアバウト フリマアプリ・ネットオークション ガイド。NHK「あさイチ」やフジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に出演。『できるfit 節約の達人川崎さちえのポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス刊)、『「ゆる副業」のはじめかた メルカリ スマホ1つでスキマ時間に効率的に稼ぐ!』(翔泳社刊)ほか著書多数。ブログは「川崎さちえのごちゃまぜ日記」。
■経歴:2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションに目をつける。しかし、取引の仕方がわからずに、まずは落札者として参加。その後、出品者側にまわり、家の中の物を出品しまくる。出品する物がほぼなくなってからは、仕入れを経験。ネットオークションを生活の一部に取り入れるべく、「ネットオークションやフリマアプリは生活のインフラになる」という考えを持つ。また消費税増税の社会においては、ネットオークションやフリマアプリが家計の救世主になりえると考え、業者とは違う視点でユーザーとして参加中。
■経歴:2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションに目をつける。しかし、取引の仕方がわからずに、まずは落札者として参加。その後、出品者側にまわり、家の中の物を出品しまくる。出品する物がほぼなくなってからは、仕入れを経験。ネットオークションを生活の一部に取り入れるべく、「ネットオークションやフリマアプリは生活のインフラになる」という考えを持つ。また消費税増税の社会においては、ネットオークションやフリマアプリが家計の救世主になりえると考え、業者とは違う視点でユーザーとして参加中。
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私は買い物に行くと、必ずといっていいほど調味料売り場に立ち寄ります。家庭で料理を担当することが多いので、いかにおいしく、そして時間をかけずに作るかを考えています。そんななか、便利な調味料発掘をするのがなかば趣味のようになっていきました。
加えて、ネットでちょっとした調味料の広告が目にとまるたびに、思わずクリックしてしまうことも。また、知人からの口コミで便利そうな調味料を知ることもあります。今回イチオシするのは、銀座・三河屋の「煎酒」。なんと江戸の人々が使っていたという歴史がある調味料なのです。
「『煎酒』は、鰹(削節)一升に梅十五(か)二十入れ、古酒二升、水ちと、たまり入れ、一升に煎じ漉し、冷やしてよし。」
簡単にいえば、日本酒に梅干しとかつお節を入れて煮詰めたものが煎酒ということです。銀座・三河屋の「煎酒」は、江戸料理の第一人者である福田浩氏の協力のもとで、老舗の醤油醸造会社キノエネ醤油が研究し復刻したもの。
紀州南高梅の梅酢を使っていて、塩分は醤油よりも少なく抑えられています。一口飲んでみると梅の風味がして、一般的な麺つゆとの違いを感じます。
ほかにも冷や奴にかけたり、天ぷらのつゆにしてみたりしますが、おいしく食べているようです。もともと梅好きの私としては、何にでもかけてしまうくらいですが、パスタやハンバーグといった洋食にも合います。本当に万能なので、「困ったらコレ!」という具合に、これ1本あればかなり使い回しができてしまいます。
結局、最終的に残るのは定番の調味料になるのですが、これって断捨離と同じだなと思っています。使い回しがしやすい定番の物だけを残しておけばいいという考えは、衣類や雑貨だけではありません。賞味期限があり、味の好みがある調味料も同じです。
私にとっては、銀座・三河屋の「煎酒」が断捨離に負けず残った定番調味料のひとつというわけです。
DATA
銀座・三河屋┃煎酒
内容量:600ml
加えて、ネットでちょっとした調味料の広告が目にとまるたびに、思わずクリックしてしまうことも。また、知人からの口コミで便利そうな調味料を知ることもあります。今回イチオシするのは、銀座・三河屋の「煎酒」。なんと江戸の人々が使っていたという歴史がある調味料なのです。
日本最古の料理書にも掲載されている調味料
煎酒の歴史は古く、その作り方は1643年に発行された日本最古の料理書といわれる「料理物語」に下記のように書かれています。「『煎酒』は、鰹(削節)一升に梅十五(か)二十入れ、古酒二升、水ちと、たまり入れ、一升に煎じ漉し、冷やしてよし。」
簡単にいえば、日本酒に梅干しとかつお節を入れて煮詰めたものが煎酒ということです。銀座・三河屋の「煎酒」は、江戸料理の第一人者である福田浩氏の協力のもとで、老舗の醤油醸造会社キノエネ醤油が研究し復刻したもの。
紀州南高梅の梅酢を使っていて、塩分は醤油よりも少なく抑えられています。一口飲んでみると梅の風味がして、一般的な麺つゆとの違いを感じます。
麺・豆腐・揚げ物……何にでも合う万能調味料
「煎酒」は梅の風味があるので好みが分かれるかなと思っていたのですが、意外とどんな料理・食材にも合い、家族もおいしくいただいています。実は娘は梅があまり好きではなくて普段はまったく食べないのですが、「煎酒」をつけ汁にした蕎麦はびっくりするほどよく食べていました。娘いわく、「梅の香りはするけれど”梅梅”してない」ようなのです。ほかにも冷や奴にかけたり、天ぷらのつゆにしてみたりしますが、おいしく食べているようです。もともと梅好きの私としては、何にでもかけてしまうくらいですが、パスタやハンバーグといった洋食にも合います。本当に万能なので、「困ったらコレ!」という具合に、これ1本あればかなり使い回しができてしまいます。
定番調味料を見つけることは断捨離と同じ
冒頭にあるように、私は調味料にとても興味があります。そのため一度は買って使ってみるのですがその後リピートするかどうかは別の話。ほとんどの場合リピートはしません。というのも、買ってみたものの、実はあまり出番がなかったというものがけっこうあるからです。結局、最終的に残るのは定番の調味料になるのですが、これって断捨離と同じだなと思っています。使い回しがしやすい定番の物だけを残しておけばいいという考えは、衣類や雑貨だけではありません。賞味期限があり、味の好みがある調味料も同じです。
私にとっては、銀座・三河屋の「煎酒」が断捨離に負けず残った定番調味料のひとつというわけです。
DATA
銀座・三河屋┃煎酒
内容量:600ml
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