夏の午後はレモンの香る冷茶でクールダウン!
更新日:
暑さを感じる季節は冷茶が欲しくなるもの。20年以上前から紅茶専門店「ルピシア」を知るガイドの塩田典子さんが、毎年夏に愛飲するのがルピシアの「ハツコイ」だそう。お気に入りのポイント、おすすめの飲み方などを教えてもらいました。
イチオシスト:塩田 典子
トラベルライターとして、旅行誌、女性誌、一般誌、web媒体、企業のPR誌にて取材・執筆を行う。多い時で月10日は旅の空の下。これまで訪れた土地は350カ所以上。近年は宿・ホテルの取材、各地の食材・料理取材を多く手がける。関心が高いのは、特産品を生かした料理やスイーツ、地酒、工芸品、温泉やスパなど。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
緑萌えるガーデンテラスでティータイム
そんななか数年前に偶然巡り会ったルピシアの「ハツコイ」は、パッケージのかわいらしさと、効率良く飲めるティーバッグという点も私好みでした。
“日本の紅茶専門店の先駆け”で見つけた、夏限定のフレーバーティー
私と「ルピシア」との出会いは、その前身の「レピシエ」時代に遡ります。今から20年ほど前、喫茶スペースを併設する青山店を取材したのです。当時、日本の紅茶専門店は珍しく、世界中から新鮮で珍しい茶葉を輸入販売していて、「紅茶って、こんなにたくさんの種類があるの?」と驚かされたものです。
敷居が高いと感じられていたフレーバーティーやブレンドティーでしたが、今や日本にも紅茶文化が浸透し、「ルピシア」も全国に140店舗以上をもつお茶専門店になりました。
たくさんのお茶のなかで、私がこの数年来ハマっているのが水出し冷茶。紅茶や緑茶をベースに、さまざまなフルーツや花の香りをまとったお茶を用意しているのですが、一番のお気に入りが毎年初夏に発売される夏限定の「ハツコイ」です。
今から4年ほど前、大型商業施設内の店舗で初めて試飲。爽やかな風味が気に入って購入してから、私の夏に欠かせない相棒となりました。茶葉とティーバッグの2タイプあるのですが、面倒くさがり屋の私は断然ティーバッグ派! レモンをモチーフにした絵本の挿絵のような、かわいらしいパッケージのデザインも気に入っています。
甘酸っぱいレモンの香りと爽やかな風味でリラックス
「ハツコイ」は、緑茶にレモンピールとレモングラスをブレンドした夏限定茶。冷茶にすると、フレッシュなグリーンレモンの香りがふわりと鼻孔を抜け、甘酸っぱい初恋の気持ちを思い出すかのよう。ほんのりとした酸味も感じられ、スッキリとのど越し良くいただけます。温かいお茶としても楽しめますが、みずみずしい爽やかな香りが存分に楽しめる冷茶がイチオシです。
前日の夜にポットにティーバッグと冷水を入れておき、ひと晩冷蔵庫で冷やして出来上がり。水色をはっきりと出したいなら、はじめに熱湯を少し注いで色をしっかり出してから冷水を注ぐといいでしょう。ガラスのカップに注ぐと、淡いイエローグリーンが暑さを忘れさせてくれますよ。
また、ストレートに味わうだけでなくアレンジしても◎。ミントを入れてミントティー風に楽しむものいいでしょう。より爽やかな風味になり、蒸し暑くて体がだるい日もスッキリといただけます。炭酸水とシロップを入れてティーソーダとして楽しんだり、ゼラチンで固めてティーゼリーにするのもおすすめです。
紅茶ベースの「ナツコイ」と風味を比べてみても
そして、同時期には紅茶ベースの夏限定茶「ナツコイ」も発売されます。こちらは紅茶にレモンピールとピーチピールがブレンドされ、華やかなトロピカル風味が感じられます。パッケージは「ハツコイ」と同系統のデザイン。「ハツコイ」「ナツコイ」のいずれも、ティーバッグのほか、限定デザイン缶入り、50g袋入り、50g缶入りタイプがあります。
DATA
ルピシア┃ハツコイ ティーバッグ10個限定デザインBOX入
内容量:25g(2.5gティーバッグ×10個)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。