演奏方法は自由自在! かわいい楽器「オタマトーン」が楽しい
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インテリアや建築を始め、さまざまなデザインに精通する喜入さんが紹介してくれたのはおたまじゃくしの形をした新しいコンセプトの楽器「オタマトーン」。誰でも簡単に音が出せて、使う人が自由に弾き方を模索できる独創性に富んだかわいい楽器なんだそう!
イチオシスト:喜入 時生
美術大学卒業後、建築設計事務所での設計業務を行っていました。 その後は出版社で編集業務。そして2000年以降は、各種媒体でライター/編集業を営んでいます。
リフォーム・外壁塗装のお役立ちウェブマガジンMINDOL監修。All About インテリア・建築デザイン ガイドを務める。
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「オタマトーンDX」は全長44cm、普通のオタマトーンの1.5倍
ネック部のシッポスイッチと呼ばれる指板に指を乗せたりスライドさせたりするだけでカンタンに音が出せます。さらに本体のお口を開閉することで音色に表情を付けることもできるんです。
機能やサイズはいろいろありますが、私としては家や空間のデザイン、インテリアとしても映えるものがよりよいと思い、大きめサイズの「オタマトーンDX(デラックス)」をイチオシします。
音を出すのは超カンタン!音程の練習も楽しい
この楽器は、正式な弾き方はないと考えて感覚的に音を楽しむのが良いと思います。ネックを持つのも、左右両方の手を試してやりやすい方で持てばOK。持ち方が決まったらシッポスイッチを押したりスライドさせたりしてユニークな音を楽しみましょう。お口パクパクのタイミング、そして運指にもルールはありません。
自分で使いながら生み出しましょう。
シッポスイッチがサイズアップし、演奏性能が向上
ペットのようにかわいい。インテリアにも最適
カラーはブラックとホワイトの2種類
口を開閉して音色を変化させることができる
音はいわゆるビープ音とよばれるブザーのような電子音です。裏側のスイッチで低・中・高と3段階に音の高さを変えられます。中・高音部は、動物の鳴き声や人の声のように聞こえることもあります。私のお気に入りの低音はふくよかなチューバのような、ガマガエルのような心地いい音がします。
音程を取るのが難しいですが、触っているうちにだんだんとコツが分かってきます。でも外れたオンチなオタマトーンの音も魅力的なんですよ。
スピーカー出力もできて楽しみ方いろいろ
電源、ボリューム、音程を変えるスイッチ、LINE OUT端子などがある
こんなかわいい見た目に反して、ステレオヘッドホンジャックが装備されています。スピーカー出力も可能なので友達と合奏してみるのも楽しいですよ。
笛でもラッパでもない、ギターでもなければバイオリンでもない。音を出すのはカンタンでオモチャみたいだけど、演奏はそれなりに難しい。そんな不思議で奥深い世界を持つ21世紀型の愉快な楽器を、自由に楽しんでくださいね。
DATA
株式会社キューブ | オタマトーンDX(デラックス)
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