プロ仕様でムダのないデザイン!ソニーのヘッドホン「赤帯」
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建築デザインに詳しい喜入さんが愛用しているヘッドホンは「赤帯(あかおび)」と呼ばれているソニーの「MDR-CD900ST」。工業デザインにも詳しい喜入さんが「音も最高ですが、形もイイんですよ!」と紹介してくれました。
イチオシスト:喜入 時生
美術大学卒業後、建築設計事務所での設計業務を行っていました。 その後は出版社で編集業務。そして2000年以降は、各種媒体でライター/編集業を営んでいます。
リフォーム・外壁塗装のお役立ちウェブマガジンMINDOL監修。All About インテリア・建築デザイン ガイドを務める。
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プロ用のヘッドホンを、音楽鑑賞はもちろん、カラオケに持参したり趣味のエレキギターなどの練習に使う人が増えています。
そんなモニターヘッドホンの代表格がソニー「MDR-CD900ST」。音質や耐久性能の高さ、頑丈さは世界のミュージシャンのお墨付きです。
デザインは質実剛健でオシャレじゃない感じが逆にイイ! と長年愛用している人が多いです。
そして部品交換のしやすさや、カスタマイズ性の高さも、この商品がロングセラーを続けている理由なのです。
プロ向けのムダのないデザイン
ソニーの「MDR-CD900ST」は、1989年(平成元年)にレコーディングスタジオで使うヘッドホンとして開発され、その数年後には、一般でも買えるようになりました。
私が最初に入手したのは1990年代半ばですが、今でも部品を交換しながら使用しています。
このヘッドホンは発売以来、一切の仕様変更がありません。機能優先でムダのない設計が美しいフォルムを生み出しています。
手作り感もある工業的なデザインが魅力的!
形や音の良さから、アマチュア演奏家にも愛好者が多いヘッドフォンです。楽器の演奏や録音で使ったり、歌の練習用にリハーサルスタジオやカラオケで使ったりする人もいます。
交換・修理やカスタマイズも簡単!
このヘッドホンは、レコーディング現場での応急的な消耗部品の交換や、メンテナンスが簡単にできるようにつくられています。
私もイヤーパッドを変えながら愛用していますが、驚くほど交換は簡単で数分で完了します!
赤や青などの色違いのカラフルなパッドなど交換部品がそろっているので、自分好みにカスタマイズできます。
そして、頭部に装着するヘッドホンは、帽子などと同じでファッションに近いので、「試着」して確認することをオススメします。
音の好みやフィット具合は人それぞれなので、大型の電気量販店で「試し聴き」をして購入してくださいね。平成を、そして私を長年支え続けてくれているソニーの「MDR-CD900ST」がイチオシです。
DATA
ソニー|MDR-CD900ST
最大入力:1000mW
再生周波数帯域:5~30000Hz
ケーブル:2.5m ストレート
プラグ形状:ステレオ標準プラグ
重量:約200g(コード含まず)
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