フランスでも人気の「乾燥マッシュポテト」は常備しておきたい時短食材
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フランス人の食事に欠かせないジャガイモ。数多くあるジャガイモの調理法のなかでも、マッシュポテトがベースになった料理は大人気だとか。フランス在住の立神さんに、フランス人がよく利用する便利な時短食材「乾燥マッシュポテト」を紹介していただきました。
イチオシスト:立神 詩帆
フランスのエステティック・コスメティック国家資格をもつエステティシャン。パリ7区でサロンCHICHI(シシィ)を運営。フランスの美容事情に精通し、パリジェンヌから学ぶ、最新の美容情報をパリから発信中。パリとブリュッセルに在住し、ヨーロッパのライフスタイルにも詳しい。
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忙しいときの食事作りにイチオシなのが、「乾燥マッシュポテト」の活用です。フランス人は大人から子供までみんなジャガイモが大好き。共働きが主流で忙しいフランス人は乾燥マッシュポテトを使って手早く料理を作ってしまいます。
面倒なジャガイモの皮むきや潰す作業がいらないので、調理時間が約30~40分の時短に。常備しておくと、おかずに困ったときのもう1品に大活躍です。
忙しいフランス人ママンの時短ワザ! 調理時間が約40分短縮
乾燥マッシュポテトとはジャガイモを乾燥させて粉末状にしたもので、牛乳、水(湯)、バターを加えて混ぜるだけで、簡単に美味しいマッシュポテトを作ることができます。ジャガイモを茹でる、皮をむく、潰す作業がカットされるので、調理時間が約30~40分短縮されます。
ジャガイモを茹でるための鍋やマッシャーも要らないから洗い物が少なくて済むのも◎。コクを加えたい場合は生クリームやバターを加えて好みの味に調整してください。
仕事から帰宅後、夕食の支度にゆっくり時間をかけられないのは、フランス人ママンも日本人ママと同じです。フランス人ママンは乾燥マッシュポテトを使って、肉や魚のソテーにジャガイモのピュレを付け合わせたものや、ジャガイモとポロネギのポタージュなどの家庭料理を短時間で作ります。マヨネーズと混ぜてポテトサラダに、丸めてポテトコロッケにしたりと日本の家庭料理にも応用できますよ。
フランスの国民食"アシ・パルモンティエ"も簡単!
フランスでこれを苦手だという人を見たことがないほど愛されている料理に、アシ・パルモンティエがあります。アシはフランス語で細かく切り刻むという意味で、パルモンティエは18世紀にそれまで家畜用飼料だったジャガイモを食用として広めたフランス人学者の名前。
作り方は、オーブン皿に炒めたひき肉を敷いて、上からマッシュポテトで覆いチーズをのせてオーブンでこんがりと焼きます。フランスには「月曜日はアシ・パルモンティエの日」という言葉がありますが、これはフランス人ママンが、1週間の残った肉をひき肉にして子供たちのためにアシ・パルモンティエを作るからです。乾燥マッシュポテトを使えば約45分で完成。サラダを添えたら立派な食事になります。
常備しておくと、おかずに困ったときやもう一品欲しいときに役立つ乾燥マッシュポテト。フランスでも人気の乾燥マッシュポテトを、ぜひ試してみてください。
DATA
オネストアース|クリーミーマッシュポテト
内容量:181g
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