「ラクレットグリル」なら自宅でラクレットが楽しめる!チーズの溶かし方も紹介
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とろ~り溶かしたチーズをじゃがいもなどにかけて食べる「ラクレット」。パリの暮らしに詳しいモワソン久恵さんが、本場フランスのように自宅でラクレットを食べるのにうってつけな「ラクレットグリル」を紹介してくれました!
イチオシスト:モワソン 久恵
日仏家庭のアンバサダー、二児の母。
暮らすうちにわかってきたフランス流「等身大の自分であることを大事に、人生を楽しむ」コツ。そのコツは、日本の暮らしでも取り入れられるのもがたくさんあります。そんなフランス人のエスプリや人間臭い情緒溢れる、会話とふれあいに満ちたパリの暮らしに関する情報を発信中。
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上の段でもチーズを温めながら待機中の予備軍ミニパン
自宅で手軽に冬の雪山の雰囲気を再現できるラクレットは、日本の鍋料理と同じように、フランスの家庭で大人気のメニュー。今回はラクレットを自宅で楽しめる卓上調理器「ラクレットグリル」をご紹介します。
「ラクレット将軍」が大活躍!
我が家で愛用中の「ラクレットグリル」。上の段で野菜やソーセージなどをグリルしながら、下の段でチーズを溶かし、同時調理するのが基本の使い方。我が家ではミニパンを買い足して、下の段だけではなく上のグリルにも乗せて溶かし、上下両段を移動させながらチーズを溶かす方法をとっています。そして、誰か一人が鍋奉行ならぬ"ラクレット将軍"になり、溶け具合をコントロールしてチーズを配るのです。
この小さなラクレットグリルの気に入っているところは、コンパクトでテーブルの上でも場所をあまり取らず、ゆっくりしたペースでチーズを溶かすことができるところです。
そもそもラクレットって何?
ラクレットは、スイスそしてフランスはサヴォア地方の伝統料理のひとつです。ラクレット・チーズの表面を溶けるまで熱し、溶けたところを削るようにして茹でたジャガイモにかけて食べます。チーズの名前がそのまま料理名になってしまったのも面白いところ。溶けたチーズをジャガイモの上にかける
スキーに行かない人でも、友人や家族と集まる冬のランチやディナーでラクレットを楽しむ機会がたくさんあります。
チーズとジャガイモのほかに、ハムやサラミのような豚肉加工品と一緒に食べることが多いです。お口直しにはピクルスをどうぞ!
ラクレットグリルでどうやって楽しむ?
団欒を楽しみながら食べたいラクレット
ジャガイモの代わりに、好みの野菜を茹でて一緒に食べるのも美味しいですよ。ちなみに、ブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、ズッキーニ、長ネギ、玉ネギ、インゲンなどを茹でたもの、または焼いたナスやトマトなどにもよく合います。上のグリルで焼くこともできますし、別に焼いておいても良いでしょう。
茹で野菜を準備しない場合、日本人にはサラダがあると嬉しいものです。
どのラクレットグリルを選ぶ?
我が家は4人で利用していますが、6人用、8人用と大きなサイズのラクレットグリルも存在していて、大人数ならそちらもオススメ。個人的には、大きなラクレットグリルはチーズの溶けるペースが少々速いように感じます。「どんどん食べねば」と追われるような気分になって焦るよりも、ゆっくりしたペースで楽しみたい方にはこのコンパクトサイズがイチオシです。これから購入される場合には、このあたりも参考に、お好みで選ばれてはいかがでしょう。
雪山気分を味わいながら、和気あいあいと楽しめるラクレット。是非試してみてください。
DATA
レコルト|ラクレット&フォンデュメーカー メルト
サイズ:本体:(約)幅29.5×奥行10.5×高さ11cm
素材:本体…ステンレス、ナイロン プレート/アルミニウム(ノンスティック加工) ミニパン/鉄(ノンスティック加工) ココット…陶磁器
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