ひのきのまな板なら「土佐龍」がイチオシ!お手入れの方法も紹介
ひのきのまな板を使い始めたら、もうほかの素材には戻れなくなってしまったというフードスタイリストの江口さん。手間を惜しんでも使う理由がある――江口さんとっておきのイチオシまな板と合わせて、ひのきのまな板の使い方も紹介してもらいました。
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ひのきのまな板のメリットとおすすめのタイプ
手放せなくなってしまったひのきのまな板。
洗いやすさ、色移り・におい移りが気になり、樹脂製のまな板を使っている方が多いかと思いますが、私は断然ひのき製のまな板がおすすめ。
ひのき製まな板のメリットを紹介します。
殺菌効果がある
ひのき製のまな板には殺菌効果があります。
しっかり乾燥してケアすれば、カビや大きな汚れの心配はありません。
なんとなく手入れが面倒な印象があるのと、湿気の多い日本ではカビや黒ずみが付くことが気になりますよね。
ひのき製まな板を長年使っていますが、傷部分の多少の黒ずみや色の変化はあるものの、カビが生えたことは一度もありません。
心地いい使用感で疲れにくい
ひのき製のまな板を使い始めたら、もうほかの素材には戻れなくなってしまいました。
包丁がまな板に当たる優しい感覚やトントンと耳触りの良い音がとても心地いいのが理由のひとつ。
軽やかにつかえるので、仕事柄1日包丁を握る日があっても全然手が疲れません。
おすすめは、端材をつないだタイプの国産品
木の製品はまな板に限らず、輸入のものも少なくないのですが、食材が直接触れるものなのでやはり国産の木材が安心です。
ニトリや無印良品などでもひのきのまな板が販売されていますが、今回、イチオシするひのき製のまな板は「土佐龍(とさりゅう)」という商品。
土佐龍のまな板は、四国の四万十地方でとれるひのきの端材を使用。新品のひのきの香りが気持ちがいい。
一枚板ではなく、端材をつないでいるため反ってくる心配もありません。
土佐龍なら、スタンド付きでしっかり乾燥ができる
土佐龍は、食洗機・食器乾燥機・電子レンジの使用はできませんが洗ったあとにスタンドできる脚がついています。
まな板を使っているときは本体と一体化しますが、脚の部分を90度回転させると、まな板が自立します。
これなら立てかけたり、まな板専用のスタンドを購入しなくても大丈夫。
ちなみに、このまな板キャンプのときにも大活躍です。
使い終わったら、テーブルに立てておけばすぐに乾き、土やほこりを被る心配もありません。
ひのきのまな板を長持ちさせる使い方
ひのき自体に抗菌殺菌作用があるため、滅多なことではカビが生えたり、黒ずみで汚れることはほぼありません。
とはいえ少しでも長く、良い状態で使うためには日々のケアが必要です。
長持ちさせる使い方を紹介します。
正しいお手入れでニオイとカビを防ぐ
使用前にさっと水にくぐらせ、表面に水の膜を作りましょう。
使用後は、すぐにぬるま湯とスポンジでしっかり洗い、風通しの良いところでしっかり乾燥させます。
傷を見つけたら、目の細かい紙やすりで研磨汚れを削り落とすとニオイの元の侵入を防ぎ、長持ちします。
複数使いで食材別にローテーションさせる
土佐龍のひのき製まな板は薄くて軽く、大きすぎないちょうどいいサイズ感なので、使いやすさは抜群。
さらに家事ストレスの減る使い方として、1枚だけではなく2~3枚所持する複数使いがおすすめ。
使って洗ってを繰り返し、ちょっと湿った状態のものより、2〜3枚を食材ごとに使って、最後にまとめて洗ったあと立てて乾燥させます。
片手でさっと持てるサイズなので、軽いまな板を数枚使う方が料理がスムーズに進みますよ。
3枚あっても収納場所を取りません。
日ごとにローテーションさせる使い方も、まな板を休ませることができるので長持ちします。
まとめ:正しいお手入れでひのきのまな板を長く使おう
ひのきのまな板のメリットは、
・殺菌消臭効果がある
・乾きやすい
・軽くて疲れにくい
という点。
デメリットを上げるとしたら、食洗機や乾燥機が使えない点ですが乾きが早いので問題ありません。
ケアも簡単なひのきのまな板をぜひ取り入れてみてくださいね。
DATA
土佐龍┃四万十ひのき極め“一枚板”まな板
サイズ:280x180x20mm~260x240x20mmまで5サイズ
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