自然の恵み!フランス産の塩「グロ・セル」で健康ライフへ第一歩
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「ちょっといい塩を使う」「料理ごとに塩を使い分ける」というのは日本でも一般的になってきました。今回は私のお気に入り、フランス・カマルグ産の「グロ・セル」を紹介します。地中海を望むローヌ河口のデルタ地帯カマルグ西部にある塩田ではローマ時代から塩の生産が行われてきました。グルメの国フランスの食文化を支えてきた塩を食卓に取り入れてみませんか?
イチオシスト:モワソン 久恵
日仏家庭のアンバサダー、二児の母。
暮らすうちにわかってきたフランス流「等身大の自分であることを大事に、人生を楽しむ」コツ。そのコツは、日本の暮らしでも取り入れられるのもがたくさんあります。そんなフランス人のエスプリや人間臭い情緒溢れる、会話とふれあいに満ちたパリの暮らしに関する情報を発信中。
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健康に気を付けて食生活を見直してみたい方にオススメ
年を重ねるごとに、自分の健康が気になりませんか?健康への注目度が増すと、まず目が行くのが食生活。そんな食生活をちょっと見直したい方に、ぜひオススメしたいのがフランスはカマルグ産の塩、「グロ・セル」です。
結晶になっている粒の大きさが見えます
フランス産の塩って、違いは何?
フランス産の塩、「ゲランド」あたりはお聞きになったことのある方も多いのでは? とはいえ、カタカナ名がいろいろあってよくわからん!という方も多いはず。まずはフランス各地の塩をご紹介しましょう。フランスには塩の三大産地、
・ブルターニュ地方のゲランド
・大西洋岸のイル・ド・レ(レ島)
・プロヴァンス地方のカマルグ
があります。
「ゲランド」や「カマルグ」というのは、地名だったんですね。
左から、ゲランド、イル・ド・レ、カマルグ産の粗塩「グロ・セル」
いずこも海水を塩田に引き込み、太陽熱と風によって水分を蒸発させて、じっくりと濃縮された海水からできた塩の結晶を収穫しています。
こうしてできる塩には、大きく3つのタイプがあります。
グロ・セル
セル・ファン
フルール・ド・セル
グロ・セルはいわゆる「粗塩」。大粒の塩です。それを細かく砕いたのがセル・ファン。日本の方には一番見た目に馴染みがあるタイプです。最後のフルール・ド・セルは、塩田で濃くなった海水に浮かぶ結晶を手作業で掬い取ったもの。最高品質の塩と言われています。一雨降るだけで簡単に流されてしまうため、貴重でもあるわけです。「塩の花(=フルール・ド・セル)」と呼ばれるのも納得ですね。
「グロ・セル」で素材の味を楽しむ
さて、このグロ・セル、上の写真にあるように、産地によって色や形状が違うのがわかりますか?ちょっと口に含んでみると、味がとんがっておらず、風味にまろやかさを感じます。個人的には右のカマルグ産から順に、イル・ド・レ産、ゲランド産と味が強くなるように感じます。機会があったら、ぜひ違いを試してみてください。
美味しい塩で味付けた料理はやっぱり美味しいものです。たとえば、2リットルくらいのお湯に、たっぷり大さじ1杯ほどの「グロ・セル」を入れ、パスタを茹でます。茹で上がったパスタは味が”くっきり”しており、バターを落としただけでとても美味しく感じます。具をさっと炒めた自家製ソースをあわせる場合も、あまり調味料を入れる必要がありません。
パスタの味がくっきりすると、簡単なソースでも美味しさが増す
野菜を茹でる時にも使います。ニンジン、ズッキーニ、インゲンなどの野菜をシンプルに茹で、何もかけずに食べます。野菜の美味しさをシンプルに味わうことができます。
素材を味わうと、食を介した健康づくりにつながるように感じます。
1kgって多すぎない?
我が家ではいつも「グロ・セル」を1kgの袋で買っています。塩1kgというとかなり大量な感じがしますが、塩は腐ることはないので、ゆっくりと使うことができます。パスタや野菜を茹でる以外にも、砕けば調味料としても使えます。食卓だけでなく、お風呂に入れる「バスソルト」として使うこともできます。それでも多い、という方は、友人やご近所におすそ分けすると、喜ばれると思いますよ!
1kgで多い!という場合には、お友達やご近所とシェアなんていうのも良いのでは
DATA
カマルグ
商品名:カマルグ グロ・セル
容量: 1kg
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