結婚式の必需品!一生モノになる京都老舗の「ふくさ」
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結婚式やお祝いなど、多くの場面で必要となるご祝儀ですが、金封を渡すときに必要となるのが袱紗(ふくさ)です。お祝いをする相手の気持ちを大切に考えて、金封を包む袱紗にも気遣ってみてはいかがですか。
イチオシスト:寿 マリコ
池坊短期大学教授
日本女子大学大学院人間社会研究科博士課程修了
大学卒業後、銀行勤務を経て現職。短期大学でビジネスマナーの講座を担当、就職の面接対策講座なども行っている。また、企業や官庁関連機関でもマナー講座や就労支援講座を行う。著書に『新社会人のためのビジネスマナー講座』(ミネルヴァ書房)がある。
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袱紗(ふくさ)は金封を包むときの必需品!
慶事や弔事で金封を渡すときに必要となるのが袱紗(ふくさ)です。金封は、渡す相手への礼節を重んじて、袱紗に包んで渡すのがマナー。また、金封をそのまま持ち歩いて、角が折れたり汚れたりするのを防ぐためにも必要です。袱紗は用途によって色や包み方が異なります。結婚式などお祝いの場面では暖色系やパステルカラーが一般的です。そのまま金封を差し出す人を見かけますが、やはり大人のマナーとして、これまで使ったことがないという方も袱紗を使うことをおすすめします。
お祝いのシーンだからこそ、長く使える上質なものを
おすすめは、1555年創業の日本を代表する京友禅の老舗「千總(ちそう)」がプロデュースするストールとアクセサリーのショップ「SOHYA TAS(ソウヤ タス)」の刺繍袱紗です。こちらの刺繍袱紗は、絹100%で京都の丹後ちりめんを使用した上質な品。しなやかな質感で、使うたびに優しい肌触りを感じます。人前に出した際にも、上品な女性らしさが伝わって好印象です。
色違いで3種類ある袱紗は、それぞれに刺繍が施されています。かわいらしくて見ているだけで幸せな気持ちになる刺繍ですが、「花と蝶(ピンク)」「兎と亀甲(パープル)」「松竹梅(グリーン)」と、縁起が良いとされるとてもおめでたい柄が施されています。 この中でもガイドのイチオシは、パープルの「兎と亀甲」。兎も亀甲も、ともに着物の文様として多く使用されている柄で、兎は「前に進む」「物事が早く無事に進む」「子孫繁栄」などの意味を持ち、亀甲は「長寿」や「吉祥」を表します。
創業460余年という千總の伝統と美意識が伝わってくる刺繍袱紗は、カジュアルにもフォーマルにも使え、長く大切にしたいという気持ちにさせてくれます。
電話/店頭で購入した場合は、1か所3文字まで名前の刺繍も可能(税込み540円)。大切な人への思いを大事にしたいからこそ、上質な袱紗を一枚持っておくのはいかがですか。
DATA
刺繍袱紗
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