屋内・屋外に!画像鮮明、見守りにも使えるおすすめ防犯カメラ「Arlo Pro」
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クラウド上で撮影された映像が管理できる「ネットワークカメラ」。防犯やペットの見守り、空き家対策など様々な用途で活用できることから、注目されています。我が家も「Arlo Pro」というカメラを防犯目的で導入しました。種類も価格もさまざまなネットワークカメラですが、私は最初から迷うことなく、この製品に決めていました。その利点をお伝えします。
イチオシスト:小山 朝子
介護福祉士の資格を持つ介護ジャーナリスト。全国の介護現場での取材経験と自らの10年近くの介護経験を踏まえ、各地で講演、執筆活動を展開している。
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「あっ、近所の〇〇さんだ!」と一目瞭然の画質の良さ
近所で盗難事件が起きました。被害に遭われたのは一人暮らしのお宅で、犯人は大胆にも住人の方が寝ている間に強盗に入ったとのこと。
こうした事件があって防犯意識の高まった我が家が導入したのが「Arlo Proスマートセキュリティシステムカメラ(以下「Arlo Pro」)」。購入して1年が経過しましたが、今では「なくてはならない存在」になっています。
監視・防犯カメラは多くのメーカーが参集し、個人向けでは1万円を切る価格の商品も出ています。そんななか「Arlo Pro」はカメラ1台の最安モデルでも3万円ほどと割高感がありますが、3つの点で最初からこの製品にしようと決めていました。
決め手1…映像の画質がいい
従来の防犯カメラであれば「人が通ったのはわかるけれど、誰だか判断できない」ということがありました。「Arlo Pro」は720pのHD品質の画像なので、「あっ、近所の〇〇さんね」ということが一目瞭然です。意外だったのは、防犯以外にカラスや小動物対策に効果があったこと。菜園で野菜を育てているのですが、作物を荒らしたカラスがカメラにバッチリ映っていたため、早めに対策をして被害を最小限に食い止めることができました。
また、ペットを飼っている人からは「留守中にペットの見守りができ、いつもと違う様子に気づいて体調不良がわかった」という話も聞きました。
決め手2…完全ワイヤレスで工事不要、設定も簡単
防犯カメラは種類によっては配線工事が必要になりますが、「Arlo Pro」は充電式の完全ワイヤレスで、ケーブルやコンセントなしでどこでも設置できます(Wi-Fiが入る環境が必要)。マイナス20℃から45℃までカバーするので季節を問わず使え、もちろん夜間撮影も可能。標準的な使用方法の場合、電池は約2カ月間持ちます。設置後の映像管理もラクちんです。無料の「Arloアプリ」を落とせば、そこからすべての設定と映像管理が行えます。録画データはすべてクラウドに保存されるのでカメラやレコーダーの故障や破壊・盗難にあっても証拠映像が残せますし、どこからでも閲覧できます。
さらに、標準のBasicプラン(無償)では5台までカメラを接続でき、7日間・最大1GBまでの録画データが保存されます。
我が家も複数カメラを使っており、1台は防犯とカラス対策を目的にガレージに設置し、もう2台は実家の玄関と室内に取り付けています。
このように、自宅に加え、離れて住む実家を同時に見守ることができる、のがとても便利です。介護の専門家という立場から見ても、このカメラシステムは、「高齢の親が住む実家」や「空き家になってしまった実家」の防犯対策としてお薦めです。
カメラの購入費用はかかりますが、その後のランニングコストがかからないので、「ホームセキュリティサービスまでは要らないけれど、防犯面や実家の親が心配……」と思っている方にぴったりです。
決め手3…デザインがいい
「Arlo Pro」のカラーはホワイト、超小型(6×7センチほど)と目立たないので、どこに設置してもさほど気になりません。ニュース映像で防犯カメラを見る機会がありますが、大きな監視カメラは悪目立ちする感があります。カメラの存在を知らせることが防犯につながることもあるので、このあたりは考え方ですが、私は「Arlo Pro」の「いい意味で”存在を感じさせない”」点が気に入っています。
DATA
ネットギアジャパン合同会社(NETGEAR)
Arlo Pro
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