フランスの薬草専門家が作るオーガニック美容液「ドゥース・アンジェヴィヌ」
更新日:
フランスには昔からエルボリストと呼ばれる薬草専門家がいて、現在もエルボリストリと呼ばれる薬草薬局があり、ナチュラル志向のフランス人に親しまれています。エステティシャンの立神さんが、疲れや乾燥が気になるときに愛用しているのがエルボリストが作る「ドゥース・アンジェヴィヌ」の美容液なんだとか。
イチオシスト:立神 詩帆
フランスのエステティック・コスメティック国家資格をもつエステティシャン。パリ7区でサロンCHICHI(シシィ)を運営。フランスの美容事情に精通し、パリジェンヌから学ぶ、最新の美容情報をパリから発信中。パリとブリュッセルに在住し、ヨーロッパのライフスタイルにも詳しい。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
40種類の植物が織りなす香り、アイ&リップ用アンチエイジング美容液”リア”
乾燥しがちなフランスでは目元と唇のケアは不可欠です。私が3年前から愛用しているのが、目元が疲れたときや小じわやクマが目立つとき、また唇の乾燥予防につけている「ドゥース・アンジェヴィヌ」のアイ&リップ用ディヴァン・プレミアム美容液”リア”です。 リアはベースとなるアルガンオイルに約40種類の植物を漬け込んで作られています。イモーテルはクマの軽減に、クロタネソウとブラッククミンは栄養と活力を与え、緑茶は抗酸化作用と細胞再生に、というようにそれぞれの植物成分が肌をより若々しい状態へと導いてくれるのだとか。使い続けるうちに徐々に目元の疲れが目立たなくなり、唇はいつもふっくらでなめらかな状態を保てるようになったと実感しています。小瓶サイズなので持ち運びにも便利で、いつでもさっと取り出して使えるように化粧ポーチに入れています。
使用方法は目元、唇それぞれにスポイト1滴の量を指にとり優しく馴染ませます。すると全ての植物が混ざり合った複雑で奥深い香りに包まれて、まるで森の中にいるように癒されてリラックスできます。
面白いことに「ドゥース・アンジェヴィヌ」の愛用者で猫を飼っている友人たちによると、この美容液をつけて寝ると顔周りに猫が寄ってきて離れずくっついて寝るんだとか。猫もこの素晴らしい香りに惹きつけられるのでしょうか!?
薬草専門家によって生まれたオーガニックコスメ「ドゥース・アンジェヴィヌ」
オーガニックコスメブランド「ドゥース・アンジェヴィヌ」の創始者であるエルボリストのミッシェル・クロスさんは、20年前からフランス・ロワール河畔にある広大なアトリエの庭で有機栽培で植物を育て、フランス革命の時代から伝わるレシピをもとにオーガニックコスメを手作りしています。私は彼女のアトリエを訪れて、薬草や花の栽培や採取、採取した植物をオイルに漬け込む「マセラシオン」と呼ばれる作業、ろ過と瓶詰めまでの全工程を手作業のみで行っているのを見学させていただき感激しました。マセラシオンとはベースとなるオイルに植物を漬け込み、植物の成分を抽出する方法のことです。
こうして作られたオイルベースのコスメは「コスメト・フリュイド」と呼ばれ、オイルでもクリームでもないカテゴリーに分類されます。私が知る限り最も自然に近いコスメだと思います。
マセラシオンにより作られたオイル美容液は、オイルとは思えないほどサラッとしてスッと肌になじむテクスチャーで、ベタベタするのが苦手な私でも一年中気持ちよく使えます。 DATA
ドゥース・アンジェヴィヌ
リア アイ&リップ用ディヴァン・プレミアム美容液
容量:15ミリリットル
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。 実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。 また、全ての方への有効性を保証するものではありません。