冬のドライブをもっと快適に!寒い季節に役立つ便利ギア特集【2024-25】

イチオシスト

冬になると、霜取りや凍結、結露など、クルマにまつわる“ちょっとした困りごと”が一気に増える。さらに、突然のバッテリー上がりやスリップなど、思わぬトラブルが起きやすいのも冬の道路事情だ。
そこで、オートバックス・イエローハットというカー用品の定番ショップ、そしてモトメガネカーズ編集部が厳選した「冬ドライブで役立つ便利ギア」を紹介しよう。
どれも初心者でも使いやすく、ひとつ持っておくと安心できるアイテムばかりだ!
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■ KURE「アイス・オフ」

冬の朝、急いでいる時に限ってガラスがガッチリ凍っている……そんな経験は誰にでもあるはずだ。
「アイス・オフ」は、フロントガラスの氷や霜を素早く溶かすスプレー。吹きかけて数十秒ほどで氷がみるみる融けていくため、スクレーパーでガリガリ削る必要もない。
冬の定番アイテムとして、車内に1本常備しておくと安心だ。なお、特殊形状のキャップはスクレイパーとしても使用できる。内容量:420ml
■ CRETOM「EA-20 ハニカムヘルパー」

雪道を走った後、駐車場でタイヤが“雪だまり”にはまり、車を出せなくなることがある。
そんな時に役立つのが、この携帯型の簡易脱出マット「ハニカムヘルパー」だ。
タイヤの前後に敷くだけでグリップを確保し、スムーズに脱出できる。軽くて収納も簡単なので、雪国へ出かける予定がある人はぜひ積んでおきたい。


■ CRETOM「WA-230 グリップ伸縮ブラシ」

積もった雪をそのままにして走行すると、視界不良になったり落雪の危険性もある。そこで降雪地帯をクルマで走るなら備えておきたいのがスノーブラシだ。
この伸縮ブラシは、ルーフの上までしっかり届くロングタイプで、しかも軽量。握りやすいグリップがあることで、重みのある湿った雪なども降ろしやすい。
スポンジ面はボディを傷つけにくい素材なので、雪落での傷が気になるユーザーでも安心して使える。



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■ KASHIMURA「ジャンプスターター 5400mAh」

気温が下がると、バッテリーは弱りやすくなる。
出先でエンジンが掛からなくなると非常に困るが、そんなトラブルを自力で解決できるのがジャンプスターターだ。
スマホより少し大きいくらいの小型サイズながら、クルマのエンジンを始動できるパワーを持っている。対象車両は、2輪/4輪ともにDC12Vのバッテリーを搭載した、2500cc以下のガソリン車なので、一般的な車両ならほぼ問題なく使用できる。
モバイルバッテリーとしても使えるため、冬こそ車内に置いておきたい“お守りギア”である。




■ エナジーギア「ブースターケーブル 80A 3.5m」

ジャンプスターターがあれば安心だが、もう一つ覚えておきたいのがブースターケーブル。
近くにクルマがいれば、相手のバッテリーからブースターケーブルを自分のクルマのバッテリーに繋いでエンジンを掛けることができる。
この3.5mタイプは取り回しやすく、太めのケーブルで電気がしっかり流れるのが特徴。対象車種は、軽自動車からミニバン、SUVと一般的な車両。
冬場の“バッテリー上がり対策セット”として、クルマに積んでおくと心強い。
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■ MAKITA「充電式保冷温庫 CW001G」

冬ドライブは、気温差が激しい。外は寒くても、車内は意外と暖かい。そんな時に重宝するのが保冷温庫だ。
なかでもマキタの「充電式保冷温庫 CW001G」は-18℃から60℃まで14段階と細かい温度調節ができるため、夏だけでなく冬にも大活躍してくれる。
マキタの40Vmaxバッテリ、18Vバッテリを使えば持ち運びも便利。AC100V、シガーソケットでも使用可能だからバッテリがなくてもOKなのだ。例えば、ドライブ中はシガーソケットから電源を取り、キャンプ場に着いたらマキタのバッテリを使う、というように電源を使い分けることもできる。
500mLペットボトルは20本、2Lペットボトルは4本まで収納可能だ。




■ AIZU「マルチシェード」

車内で過ごす時間が多い人には、断熱シェードが非常に便利だ。窓から入ってくる冷気をしっかり遮断し、エアコンの効きもアップする。


断熱シェードなら何でも良いというわけではなく、断熱効果が高く、自分のクルマにぴったりと合う製品を選びたい。その点、AIZUの「マルチシェード」なら、たっぷりな厚みの中綿が挟み込まれたキルティング生地を使い、500車種以上に対応した車種専用設計になっているのでオススメ。
車中泊をしない人でも、冬の早朝にクルマへ乗る前の“冷え込み対策”としても有効だ。




■ PROSTAFF「くもり止め上手」

冬は窓の内側が一気に曇りやすい。暖房を入れた直後に曇るのは冬の“あるある”だが、このウエットシート「くもり止め上手」をひと拭きしておけば曇りにくくなる。
ガラスの曇りは汚れがあることでも生じやすい。「くもり止め上手」なら汚れ落しもできるので、クリアな視界を確保できるというわけ。
運転前にサッと使える手軽さが魅力で、ファミリーカーや通勤車に特におすすめ。
■ New Rayton「アイスバーン ウィンターソックス KURUMI」

チェーン規制がある道路でも装着が認められている“布製タイヤチェーン”。
この「ウィンターソックス KURUMI」は、軽くて装着が簡単なのが特徴だ。
いざという時にパっと取り出して装着できるため、突然の雪にも対応できる。
樹脂製タイヤチェーンよりはるかに振動が少なく、金属製タイヤチェーンより収納がコンパクト。さらには、腕カバー&作業用手袋が付属し装着作業での汚れを防ぐことができる。収納ケースは、膝置きにも使えたりと、非常によく考えられた製品なのだ。
普段雪が降らない地域の人にも強くすすめたい冬の必需品である。

まとめ
冬のドライブは、寒さによるガラスの凍結や車内の結露、雪道でのスタック、そして気温低下によるバッテリー上がりなど、さまざまなトラブルが起きやすい季節である。しかし、今回紹介したアイテムをクルマに常備しておけば、こうした不安は大きく軽減できる。氷や霜を素早く溶かすスプレーや、雪道での脱出を助ける簡易マット、車体を傷つけずに雪を落とせる伸縮ブラシは、冬の朝の準備をスムーズにしてくれるだろう。
さらに、気温低下で弱りがちなバッテリーに備えるジャンプスターターやブースターケーブルは、いざという時に頼りになる存在だ。また、断熱性を高めるシェードやガラスの曇り止めシートは、車内を快適に保ち、視界確保にも役立つ。走行中の安全性を高める意味でも、布製チェーンは突然の積雪に対応できる心強い装備である。
これらのアイテムを備えておくことで、冬のレジャーや帰省、スキー旅行など長距離ドライブも安心して楽しめる。寒い季節こそ、事前の備えが安全で快適なカーライフにつながるのだ。


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