「こんな日はやめておこう！」ファミリーやカップルでも楽しめるボートワカサギ釣りの注意点

釣り初心者や子供で手軽に楽しめるとされているワカサギ釣り。ただ、いつでも釣れるわけではないのが事実。今回は、ワカサギ釣りを楽しみづらい状況・タイミングを説明しよう。

（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・檜垣修平）

ワカサギの旬と釣り方

湖やダムにレンタルボートで漕ぎ出て水面に浮かびながら釣りをするボートでのワカサギ釣り。場所によっては氷上ワカサギ釣りや大人数が乗れるドーム船からの釣り方もあるが、今回はレンタルボートでの釣りについて言及する。

ワカサギシーズン到来（提供：TSURINEWSライター・檜垣修平）

ワカサギ釣りの旬は晩夏～春とあるが、ベストシーズンはエリアによる。概ね秋～春の釣り物と考えてよいだろう。タックルは専用の物がベストだが、アジ・メバル用のライトゲーム用タックルやエリアトラウトタックル等で代用が効く。

持っていなくともワカサギの釣れる場所のレンタルボート屋にレンタルタックルが用意されている。用意の良い所なら仕掛けとエサもそこで購入できるので手ぶらでも釣りが出来るというのは非常にありがたい。

釣れる日なら初心者でも3桁釣果が期待でき、友人やカップルでも楽しめるだろう。

こんな日はしんどいかも

そんなワカサギ釣りであるが、経験者の同行が無い場合は非常に辛い状況に当たることもある。以下は私が経験して辛かったポイントを紹介する。ワカサギ釣りに興味があってチャレンジしようという方は参考にしてみて欲しい。

経験者がいないと釣れないかも（提供：TSURINEWSライター・檜垣修平）

風が強い日

船舶免許が無くても使用可能なハンドエレキボート、手漕ぎボートでの釣りで風は天敵だ。正面から風が吹こうものなら全然前に進めない。斜めから吹かれれば進行方向が定まらない。熟練者は推進力の高いボートを使用し風裏のポイントを熟知しているが、初心者には辛い一日になるだろう。

筆者は風速5m程度の日に行ったことがあったが、免許不要のハンドエレキでは船が思うように進まず苦労した経験がある。

悪天候

2〜4人乗りのレンタルボートに屋根はない。雨が降れば逃げ場が無いのだ。降り出してもすぐに屋根のある場所に退避することも出来ない。雨マークが付いていなくても通り雨のような場合を想定し、雨具は持っていくことをお勧めする。

管理人が渋いというタイミング

ワカサギ釣りは数を釣ってなんぼの釣りだ。釣況が良くない場合は群れを探し回らなくてはならない。そのポイントに精通した熟練者達は渋くても魚探や経験を駆使して釣果を上げてくるが、初心者にはそうはいかない。

筆者も管理人の方が渋いよ～という日に釣りに行ったが確かにしんどかった。釣りの後半でなんとか群れを見つけ土産になるくらいの数を上げることが出来たが、熟練者の方は私の5倍近く釣果を出していた。

ポイント選定と手返しはワカサギ釣りにとって非常に重要だ。管理人の方がオススメしないというなら延期も考慮に入れるべきだ。

体調不良（特にお腹を下している場合）

ボートで出船するともちろんトイレは無い。日によって釣況の良いポイントまで片道30分かかるようなことも有り、気軽にトイレに行けない状況になる。こんな状況でお腹の調子が悪い場合地獄を見ることになる。なるべく体調は万全にしておき、トイレは釣りの直前で済ませておくことをおすすめする。

せっかくの楽しいワカサギ釣り、なるべく楽しい思い出に出来るようにしたいところだ。

楽しくワカサギを釣ろう（提供：TSURINEWSライター・檜垣修平）

＜檜垣修平／TSURINEWSライター＞