2025年のリニア・鉄道館は「100系新幹線」気笛吹鳴でクリスマス!「ドクターイエロー神社」も建立される冬イベント(12/3~)
イチオシスト

「リニア・鉄道館」では12月3日(水)から、さまざまな冬のイベントを開催します。クリスマスシーズンには100系新幹線の気笛を鳴らす体験イベントを初めて開催するほか、新春にはドクターイエローT4編成の前に神社が登場。冬休みや年末年始を楽しめる企画が盛りだくさんです。
「リニア・鉄道館」はどんなところ?
JR東海が運営する「リニア・鉄道館」は2011年にオープン。数多くの実物車両が展示されている鉄道ミュージアムです。日本最大級の面積を誇る鉄道ジオラマやプロの訓練装置をベースとしたシミュレータ、超電導リニア展示室など見どころが満載で、多くの人が来館しています。
最寄り駅は、名古屋駅から名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)で約24分の「金城ふ頭駅」。駅からは徒歩約2分でアクセスできます。定休日は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)。2025年の年末年始は12月28日(日)~1月1日(木・祝)まで休館となります。
クリスマスは100系の気笛でお祝い
今年のクリスマスイベントでは、初開催となる特別な体験が用意されています。
100系新幹線の気笛吹鳴
12月24日(水)と25日(木)の2日間、クリスマスの鈴の音の代わりに「100系新幹線」の気笛を鳴らすイベントが開催されます。参加は各日先着100組程度。
また、12月3日(水)から25日(木)までの期間中は、館内がクリスマスデコレーションで彩られ、展示されている100系新幹線のヘッドライトが赤色に切り替わります。
幻想的な夜の鉄道館「リ鉄でナイト」
12月18日(木)から25日(木)の16時30分~17時15分には、「リ鉄でナイト」と題して館内の照明が変更され、普段とは異なる幻想的な雰囲気の中で展示車両を鑑賞できます。
そのほか、12月13日(土)には桜花学園高等学校ハンドベル部によるクリスマスコンサートも行われます。
ドクターイエローT4編成の企画展と「神社」
2025年6月から展示されている「ドクターイエロー(T4編成)」に関連したイベントも行われます。
【参考】ドクターイエロー「T3編成」を白山へ!リニア・鉄道館で搬出イベント
https://tetsudo-ch.com/13002710.html
T4編成の「廃車から展示まで」
12月10日(水)から1月26日(月)まで、JR東海テクノクリエイトとのコラボ企画展が開催されます。ドクターイエローT4編成7号車が、引退後に浜松工場でどのような整備を経てリニア・鉄道館での展示に至ったのか、その道のりが紹介されます。
新春! ドクターイエロー神社
年明けの1月2日(金)から1月26日(月)には、T4編成の前に期間限定で「ドクターイエロー神社」が設置されます。先着5,000名に絵馬が配布され、願い事を書いて奉納することができます。また、神社の写真をSNSに投稿すると、先着1,000名にノベルティがプレゼントされます。
年末の「0系気笛」や特別公開も
年末や年明け以降も、鉄道ファンや子どもたちが楽しめるイベントが目白押しです。
さよなら2025年、0系の気笛
年内最終開館日となる12月27日(土)には、除夜の鐘の代わりに「0系新幹線」の気笛を鳴らす恒例イベントが開催されます。先着108組限定で、0系の運転台から力強い音を響かせることができます。
収蔵車両の特別公開
普段は入ることのできない収蔵車両の内部公開も行われます。
こどもパスポート所有者限定
12月21日(日)に「0系37形式新幹線電車」、1月10日(土)に「サロ165形式電車」を公開。総合案内で購入できる「こどもパスポート」所有の子どもとその同伴者様(各組最大6名)が対象となり、先着約140組の参加となります。
一般向け特別公開
1月25日(日)と2月11日(水・祝)に、「0系16形式新幹線電車」の車内が公開されます。こちらは誰でも観賞できますが、先着約210組の参加となります。
このほか、現役運転士による「在来線シミュレータ『運転』教室」(有料・要予約)や、電気設備のメンテナンスに関わる仕事紹介、超電導リニアの模型作成やドクターイエロー(T4)ペーパークラフト製作などのワークショップも予定されています。
今年の冬は、100系や0系新幹線の運転台で気笛を鳴らせる貴重な体験ができるチャンスです。新しく仲間入りしたドクターイエローT4編成の前で新年を祈願する「ドクターイエロー神社」もユニークな試み。冬休みのお出かけ先に検討してみてはいかがでしょうか。
(画像:PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:旅とお出かけ 鉄道チャンネル
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