プロ&愛好家40人に聞いた「今年マジで買ってよかったモノ」【BEST BUY 2025】#1
イチオシスト
【BEST BUY 01】中華街「照宝」の蒸篭(せいろ)





横浜中華街に店を構える、調理器具と食器の老舗「照宝」のせいろ。杉、竹、桧、白木など素材も豊富で、サイズも15cmから30cmまで揃っており、ソロ〜ファミリーまで幅広く対応します。
キャンプで蒸篭が必需品だと気づいた2025年。中華まんや焼売などを蒸すのはもちろんですが、前の晩に残った料理を朝食用に温めたり、同時にパンを温めたりもできます。
まさに“アウトドア電子レンジ”といった感じで、とにかく手軽かつ便利。ちなみに一番安価な杉を使っていますが大満足です!

Person.01 海瀬 亮さん(reversal デザイナー/NICATA店主)
格闘技ストリートアパレル〈reversal(rvddw)〉のディレクター兼デザイナー。キャンプや釣りなど外遊び好きとしても知られており、そのノウハウを活かしたフィッシングラインが2026年より始動するなど、領域を越えたクリエイションで注目を集める。また、故郷・沼津で元禄時代から続く製法でつくられる鰹節を扱う「NICATA」を営み、伝統食の魅力を発信する店主としての顔も持つ。Instagram:@akirakaise
蒸篭(せいろ)照宝

【BEST BUY 02】STONE MASTERのコンベイズパンツ




グラミチを創設したマイク・グラハムによるブランド〈STONE MASTER(ストーンマスター)〉。そのエントリーモデルとして今期登場したのがこちらの「コンベイズ」カテゴリー。デザインは定番ながら、コストパフォーマンスが魅力。
アウトドアブランドの機能服をよく着ている流れで知ったストーンマスター。スケート用に動きやすいバギーシルエットを探していて、試しに昨年カーゴパンツを買ったのが沼の始まりでした……。
今年特によかったのが、このTCツイルパンツ。通常は2万円台ですが、コンベイズラインは1万円台前半と手頃で、しかもワークパンツに使われるTCツイル、太めのテーパードと自分のツボを全部押さえている。
気づけばロング3本、ショーツ1本を追加して、手持ちが合計11本に。……いや、さすがに買いすぎですね(笑)

Person.02 ツルノコウイチさん(トカニホンバシ店主)
元サーフィン・スノボー・スケボーの日本最大級の展示会「インタースタイル」の主催。現在、お江戸日本橋の少し奥。日本橋浜町で洋服・雑貨を中心としたセレクトショップ「トカニホンバシ」を営む。オリジナルの子ども服ブランド「hum hum」のフルラインナップを揃える一方で、店内にはドリンクカウンターもあり、お酒などを飲みながら買い物ができる。Instagram:@toka_nihonbashi
コンベイズ ザ クライミングパンツストーンマスター

【BEST BUY 03】afterglowのNEW STREAM CHASER BACKPACK




“余韻に浸れる趣味人へ向けた物作り”をコンセプトに、スノー・スケート・サーフ・釣り・登山・キャンプといったアウトドアアクティビティに関するモノづくりを行うブランド「afterglow(アフターグロウ)」。
デザイナー横川琢哉氏自身が、100時間以上のフィールドテストを行いテスト&エラーの結果生まれた珠玉のギアは、アウトドアズマンから高い支持を得ています。こちらは渓流釣りカテゴリーにラインナップするバックパック。
渓流釣りが趣味なんですが、これを背負うようになってから本当に革命が起きました。なにしろ長時間の釣行や山歩き、沢登りでも疲れにくい!
さらにハーネスやポケットなどが本当に絶妙なポジショニングで使いやすく、別売りのハーネスベストは脱着可能なので釣り以外のアクティビティにも流用できますし。
ごちゃごちゃ自分の必要なものを詰め込めるアウトドアならではの楽しさが詰まってて、男子の心をガッチリ掴まれました!

Person.03 望月貴弘さん(ラグタグ バイヤー)
20年弱にわたりリユースブランドのセレクト「ラグタグ」に勤務し、現在はバイヤーを務める。10代から服に親しみ、二児の父となった現在もその探究心は衰えず。近年はテンカラ釣りや山登りを趣味とし、特に釣りでは山梨や奥多摩、丹沢などの渓流を開拓。仕事の疲れは自然の中で癒すことを大切にしている。Instagram:@tkhellow
NEW STREAM CHASER BACKPACKafterglow

【BEST BUY 04】J鶏ソース(ジェイチキソース)





2025年秋に発売された新調味料「J鶏ソース(ジェイチキソース)」。「さっと絡め焼きするだけで本格的なジャークチキンが完成する!」と料理好きキャンパーの間で話題となりました。
青森県産にんにくをベースに、ライム果汁・クミン・タイム・シナモンなど香り高いスパイスをブレンド。さらに、サンジルシ醸造のたまりしょうゆと豆みそを隠し味に加え、東海の旨味がぎゅっと詰まっています。
「キャンプ料理にジャークチキン」が、ついに定番化しそう。肉に絡めて“焼くだけ”で立ちのぼるスパイスの香りに、なんともココロオドル!
手軽だけど仕上がりは本格的で、“新しいうまさ”をJ鶏ソースが体験させてくれました。今年1番の衝撃だったので、間違いなくBEST BUYですね

Person.04 大西真裕さん(ハピキャン編集長)
1976年福井県勝山市生まれ。1999年、名古屋テレビ放送(メ~テレ)に入社。2019年、地上波・Web・YouTube・イベントを横断する複合メディア事業「ハピキャン」を立ち上げ、編集長として統括する。“キャンプをきっかけに、暮らしや人生を豊かにする体験”をテーマに、テレビとデジタルの垣根を越えたメディアづくりを推進している。Instagram:@o_nissy024
J鶏ソース(ジェーチキソース)アウトドアオペラ

【BEST BUY 05】REVOMAX「Vacuum Insulated Stainless Flask」


ワンタッチで開閉ができ、炭酸も保存可能なレボマックスのステンレスボトル。保温・保冷効果は36時間と、高い性能をを備えます。
またボトル本体はもちろん、実用的かつドレスアップ効果も持つシリコンカバーや蓋などの各パーツ各色がバラ売りされているため、自分だけのマイボトルを手軽に作れるのも人気の秘訣です。
独自のワンタッチ開閉キャップはスピーディーに開閉できるのにしっかりと栓をしてくれるので、バッグの中で飲み物がこぼれる心配もなくなりました! 炭酸も入れられるのでビールを冷えたままで外で飲めるのもありがたいです。
でも1番気に入っている使い方は、32ozの大きい方に氷を入れて、小さい12ozの方で、ウィスキーを氷と炭酸で割って飲む! ちびちび舐めながら至福の時間を楽しんでいます

Person.05 藤田貴久さん(SOWBOWデザイナー)
神奈川県出身。日本の伝統や美意識を洋服に落とし込み、日常着をデザインするブランド「ソウボウ」のディレクション/デザインを担当。九州地方を生産背景に、古くから培われてきた伝統技術を用いて日本の文化を伝える。2025年からプライベートブランドmum(マム)を始動。2児(双子)の父。Instagram:@kiku_zooo
ステンレスボトル 32ozREVOMAX(レボマックス)

みなさんの「2025 BEST BUY」はなんですか?
いかがでしたか? 不思議なもので、今年話題をさらった新作があれば、何年も販売されている往年の大定番もありました。本当にその年によって視点が変わり、みなさんの選ぶBEST BUYは変化するのですね。
ということで冒頭でも触れましたが、是非、読者のみなさんのBEST BUYも教えてください! SNSで「#ベストバイギア2025」と「#camphack取材」をつけてシェアしてください! 一緒に2025年の買い物を振り返りましょう!
記事提供元:CAMP HACK
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