【JMS 2025】ダイハツ:日本だけズルい! 世界が嫉妬する新型コペン、待望の「後輪駆動」で復活か
イチオシスト
英国のスポーツカーファンよ、ハンカチの用意はいいか? ダイハツがJMS 2025で、次期コペンのコンセプトモデルを公開した。しかも、今度は待望のFR(後輪駆動)レイアウトになるという噂だ。なぜこの最高に楽しい小さな宝石は、日本だけのものなのか。欧州撤退から10年以上、我々はただ指をくわえて見ていることしかできない。
小さく、軽く、手頃な価格のスポーツカーのファンに朗報だ。ダイハツが、そのキュートなコペン ロードスターの次世代モデルを予告した。ただし、日本以外のどこかに住んでいる君には悲報だ。君がそれを買える可能性は、まずない。ブー!
この自動車メーカーは、ジャパンモビリティショーで新型ロードスターのコンセプトを公開した。そして、あの丸いヘッドライトを見れば、その遺伝子がどこから来たのか疑いの余地はない。革命というよりは進化だと考えた方がいいだろうが、我々はあの新しいホイールの大ファンだ。
エンジンもフロントに搭載され続けるだろう。そして、まだ詳細は不明だが、軽自動車の規格に従い、現行コペンの660cc 3気筒パワートレインを搭載する可能性が高い。しかし、過去2世代のコペンとは異なり、後輪駆動になるという。興味深い。
トヨタCEOの佐藤 恒治氏は、豊田 章男氏自らが、テスト中に「コペンをたくさん運転し、そして壊しまくる」役割を担うと発表した。「このコペンがどんなクルマになるのか、本当に待ちきれない」と彼は付け加え、このクルマがいずれ日の目を見であろうことを示唆した。
しかし、ダイハツが我々の岸辺(英国)から姿を消して10年以上が経つことを考えれば、我々がここでそれを手に入れる可能性は低いままだ。もっとも、2023年には、1.3リッターのガソリンエンジンを搭載した、わずかに大きいヴィジョン コペン コンセプトを発表してはいたが。
頼むぜダイハツ、何をすべきか、分かっているだろう。
*ダイハツの欧州市場撤退: ダイハツは、円高などを理由に2013年初頭をもって欧州での新車販売を終了した。そのため、この記事は英国のファンが「日本だけで販売される」ことに、深い羨望と残念な気持ちを抱いている、という文脈で書かれている。
400号記念:UK400マイルロードトリップ/フェラーリ F80/フェラーリハイパーカー:トップギア・ジャパン 069
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=海外の反応=
「初代コペンは649ccの4気筒、16バルブ、ターボで前輪駆動だった。一台持っていたが、最高だったよ!! その後ダイハツは、英国人がオリジナルのちっちゃいドライサンプエンジンと6,000マイル(9,600km)ごとの整備間隔に馴染めなかったため、英国市場向けに1300ccの自然吸気FWD版を生産した。たぶんもう一台買うことはないだろうな。乗り降りに苦労するだろうし、加えてサスペンションが非常に容赦なく、現代の穴ぼこだらけの我々の道では、悲惨なことになるだろうから」
「よくやった、ダイハツ。すべての自動車メーカーが、月よりも重い、無駄に長いボンネットと、切り立ったグリルを持つEV作りに夢中になっているわけではないと知れて嬉しいよ」
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