2025年のグラビア界を賑わすsejuの大型新人・溝端葵が語るグラビアへの想い「グラビアの天下を取りたいと思っています!」
イチオシスト

『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。前回に続いてsejuの大型新人・溝端葵(みぞばた・あおい)さんによる後編。
溝端さんは2025年、『週刊プレイボーイ』12号に初登場。当時、まだ無名の新人ながら、その圧倒的な美貌と抜群のスタイルとで大きな話題に。アザーカットを収めたデジタル写真集もバカ売れし、同年3月のグラジャパ!マンスリーランキングで堂々の第1位を獲得した。
その後、登場2回目にして、表紙巻頭に抜擢。以降、週刊誌、マンガ誌の表紙巻頭を飾り、登場の度にグラビアファンを歓喜させた。いまなおその人気は天井知らず。2025年のグラビアの顔として記憶されること必至だ。
今回はそんな彼女にとって初となるロングインタビューを敢行。前回はこれまで深く語られてこなかった学生時代やデビューまでの経緯、そして初グラビアについてを掲載。今回は週プレのグラビアについて、また彼女自身にとってのグラビアへの思い入れを語ってもらった。

『週刊プレイボーイ』2025年26号(撮影/前康輔)より
ーー溝端さんは週プレで今年2月に披露していただいた初グラビアを含め、ここまでに合計3回、登場いただいています。今回は残り2回を振り返っていただこうと思います。本誌2回目のグラビア(2025年26号/6月16日発売)は、奄美大島ロケだったんですよね。
溝端 はい。2泊3日でロケしてきました。いやー、海がめっちゃキレイでしたね。あんなに透明な海、初めて。それまであまり海には行ったことがなかったので、ものすごく感激しましたよ。
ーー写真を見て、前回よりスタイルが引き締まったように思いましたけど、撮影前にボディメイクなどの準備はしました?
溝端 筋トレを頑張りました。前回は急に撮影が決まったので、時間がまるでなかったんです。今回はちゃんと準備しようと。とはいえ体重はほぼ変わってないし、自分では正直、そこまで成果があったかわからないんですけどね(苦笑)。
ーーいやいや、十分、成果は出ていると思います。撮影の思い出は?
溝端 この時は、ひたすら笑っていた印象ですね。カメラマンの前康輔さんがとても楽しい方で、いつも以上に賑やかな現場でした。あと撮影の後には美味しいものをたくさん食べて(笑)。滞在中、仕事だってことを忘れ、プライベートの旅行のように楽しんじゃいました。あ、カラオケにも行って、ダーツや卓球もやったなー。
ーーカラオケは何を歌ったんですか?
溝端 ダンス部出身ってことで、e-girlsとかTWICEを歌い、踊りました。しっかり盛り上げました(笑)。
ーーぜひとも歌ってる姿を見たいところです。好きなカットは?
溝端 ラストページです。めちゃくちゃ笑っているんですけど、ここまで笑顔なのはその後も含めて、ほぼないんじゃないかな。本当にこの時のロケを象徴するカットです。

『週刊プレイボーイ』2025年26号(撮影/前康輔)より
ーー全力で笑っていて、見ているとこちらも楽しくなります。これは溝端さんにとって初となる雑誌表紙。見た時の心境は?
溝端 もう言葉にならないほど、嬉しかったです。コンビニで見かけたときは一気に2冊買っちゃいました(笑)。
ーーお買い上げ、ありがとうございます(笑)。さて3回目のグラビア(2025年37号/9月1日発売)ですが、1、2回目と比べ、落ち着いた雰囲気のカットが多いですね。
溝端 そうですね。これは北海道・函館へ行って撮影しました。この時はこれまでで一番、達成感がありましたね。スンとした表情が多いんですけど、すごく自然に出すことができたので。それまでそういう表情は「やるぞ」って意識的に出していたんですよね。
ーー何か、あったんですか?
溝端 この時のカメラマンの熊谷貫さんからのアドバイスが大きかったです。「撮られるときは、その場所で感じた気持ちを表情にして出せばいいんだよ」って言われて、それが自分の中ですごくしっくりきたんです。どういう気持ちだったのかは忘れちゃいましたけど、素直な気持ちでいたら自然とスンとなって出てきました。他もそうなんですけど、なんだか一歩、前に進んだような気がしました。

ーーこの時の撮影で印象的なことは?
溝端 なんといっても虫が多かったことですね(笑)。私、すごく苦手なんですよ。特にピンクの水着のシーンはヤバかった。大量のアブがいて、撮影中、レフ板にぶつかったりするんです。スタッフさんは皆さん、洋服を着てるからいいけど、私だけ水着姿で"防御力=ゼロ"ですからね。「あわわわ!」って胸をドキドキさせながら、カメラに向かっていました。
ーー写真からは想像つかないです(笑)。では印象的なカットは?
溝端 この号もラストページです。表情がいままで見たことがないくらい柔らかいんです。見た瞬間、自分はこんな表現ができるんだってびっくりしました。編集さんや家族からもほめてもらえて、すごくお気に入りです。

『週刊プレイボーイ』2025年37号(撮影/熊谷貫)より
ーーグラビアは撮影中、スタッフさんが「かわいいね」とか言うじゃないないですか? それはどうですか? 嬉しい?
溝端 もちろん。でもスンとした表情をして、「かわいいね」とか言われるとなんだか笑っちゃいますけどね。
ーーでも「かわいい」だなんて、溝端さんは数えきれないほど言われてきているだけでしょ?
溝端 いやいや(笑)、何度、言われても嬉しいですよ。それに無言で撮影してもらうより、全然いいです。
ーーちょっと難しい質問ですけど、グラビアで"自分らしさ"はどこにあると思います?
溝端 自分らしさ? う~ん。なんでしょう。親しみやすさかな。実際、グラビアにもそれは出ている気がします。撮影中は黙々と撮られることはまったくなくて、常に誰かと話しながらだし、あと笑顔もすごく多いと思うし。
ーーなるほど。美人だけど、決してクールな印象はないですよね。
溝端 全然そういうタイプじゃない(笑)。もっと普通ですよ。
ーー溝端さんが感じる、グラビアの楽しさって何ですか? 撮影前は「ひとまず話を聞いてみよう」という感じで顔見せにいらしたんですよね。溝端さん自身、楽しめないと続かないと思うので。
溝端 そうですね。みんなが同じ方向を向いて、いい写真を撮ろうとしてるじゃないですか。そういう現場の雰囲気ですかね。あと撮影の合間も楽しい。お菓子がいっぱい置いてあってそれをつまんだり、美味しいご飯をみんなで食べたり。そういえば函館で食べたカニは美味しかったな(笑)。あとは、やっぱり自分をメインで撮影ってもらえること。全員で私を可愛くしてくれるし、しかも写真も素敵。そこまでされたら、楽しい以外考えられないですよ(笑)。

ーーグラビアをやったことで自分の中で何か変わりました? たとえば自己肯定感があがったとか?
溝端 もともと自己肯定感は高いと思うので(笑)、よくも悪くも変わらないかな。ただ、ずっと前髪があるほうがいいと思ってたんですけど、前髪なしのカットを撮ってもらって、案外、なしもありかななんて心変わりしたりはあるけど。
ーーそれでは、溝端さんにとってグラビアとは?
溝端 私にとって? また難しい質問を(笑)。今後はお芝居に力を入れていきたいと思いますけど、現時点で一番、頑張りたいお仕事ですかね。まだ始めて1年も経っていないのに、度々、雑誌の表紙を飾らせていただき、大勢の方から「グラビアの天下を取れるよ」って言っていただくんです。なので、これはもうグラビアの天下を取りたいと思っています!(きっぱり)
ーー最後に、これは皆さんに聞いていますけど、溝端さんは初グラビアを見返したりすることはあります?
溝端 あります。なんとなくだけど、本棚にある週プレを引っ張り出してたまに見ます。というか、初グラビアだけでなく、過去のものはよく見返します。次はこうしようとか、ここはイマイチかなとか、そういうことばかり。いつも自分がどうあるべきか。それが一番大切でずっと考えています。
●溝端葵(みぞばた・あおい)
2001年5月3日生まれ
大阪府出身 身長163㎝
血液型=A型
趣味=岩盤浴、サウナ、水族館に行くこと、フレグランス集め
特技=セルフジェルネイル、ダンス、バドミントン
公式Instagram【@aoi_mizobata】
公式TikTok【@aoi_mizobata】

【週プレ プラス!】アザーカット集『その顔、好きになれって言ってる?~prologue~』 撮影/前康輔 価格/1,100円(税込) 週プレ第二回の撮り下ろしは奄美大島に初上陸。開放的な南国のロケーションで、その逸材っぷりをさらに発揮。満面の笑顔はもちろん、静かにこちらを見つめるまなざしもきれいすぎる。その顔は見ているだけで好きになること必至!

【大増量】『100万ドルの笑顔の先に―』 撮影/熊谷貫 価格/1,650円(税込) 今回のロケ地は北海道・函館。街中で、海沿いで、森の中で、温泉で、大人な表情と抜群のスタイルをたっぷりと披露。なにより太陽のように輝く100万ドルの笑顔はきっと誰もが心を奪われる。溝端葵、最高のグラビアを大増量でどうぞ!
取材・文/大野智己 撮影/荻原大志
記事提供元:週プレNEWS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
