松山英樹が苦しんだ距離感 連覇に向けて「きっかけを探したい」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<フェデックス・セントジュード選手権 初日◇7日◇TPCサウスウインド(テネシー州)◇7288ヤード・パー70>
12年連続でプレーオフシリーズへと駒を進めた松山英樹。連覇がかかる今大会の初日は4バーディ・3ボギーの「69」でアンダーパー発進となったが、その表情は冴えなかった。
序盤からチャンスメークに苦しんだ。5番パー4ではバンカーから寄せきれずにボギが先行。9番パー4でバーディを奪ったものの、続く10番ではグリーン手前から寄せきれず再びスコアを落とすなど、波に乗れなかった。
それでも12番、14番でスコアを伸ばすと、最終18番は4メートル強のパットを沈めてバーディ締め。「良いショットもパットもあったけど、なかなかウェッジショットがうまくいかなかった。1アンダーで回れて良かったですけど、距離感に苦しんだ一日でしたね」と一日を振り返った。
フェデックスカップランキング21位の松山は、上位50位までが進める次戦「BMW選手権」の出場権獲得は確実。課題は上位30人にまで絞られる最終戦「ツアー選手権」だ。安全圏まで浮上するために、今大会で多くのポイントを稼ぎたいところ。
「自分の技術が足りなかったというところ。ショットが良くなったら、今度はショートゲームが悪くなるというのが続いているので、あしたのスタートまでにきっかけを探して、いいプレーができるようにしたい」
そう言い残し、取材の場を後にした松山。その後は黒宮幹仁コーチとともにアプローチとパッティングを重点的に調整した。残り3日間で復調へのカギを見つけ出したい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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