ルーキー・都玲華が夏場のフル出場“安全圏”に突入 山城奈々、セキ・ユウティンも当確ランプ【女子リランキング】
先週の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は国内メジャーということもあり、メルセデス・ランキングのポイントが通常の3日間大会に比べると倍に。そのため、リランキング争いにも大きな動きが見られた。
国内女子ツアーは、非シード選手を対象にQTで決まった優先出場順位をシーズン中に並び替えるリランキング制度を導入している。設定された試合終了時点のランキングに応じて、中盤戦以降の優先順位が変動。フル出場できる目安は、上位30~35位以内と見られる。
メジャー今季初戦で夏場以降の出今季を盤石にしたのが、QTランク53位で前半戦を戦っているルーキー・都玲華。今季初トップ10入りとなる8位で4日間を終え、88ptを獲得した。これにより今季の累計ポイントを116.55ptまで伸ばし、28位(28.55pt)から9位に浮上。昨年の第1回リランキングでボーダーライン30位のポイントは60ptだったが、それを大きく超えたこともあり、夏場のフル出場権獲得の“安全圏”に突入した。
大会を単独3位で終えた葭葉ルミは180ptの大量獲得に成功。今季累計ポイントを260.29ptまで伸ばし、一気に3位まで浮上した。また6位で終えた山城奈々も105ptを得て、151.54ptの6位に。大会8位で88ptを加算したセキ・ユウティンも、累計129.14ptの7位まで上がり、突破に確定ランプを灯した。
1位は菅楓華(453.29pt)。2位に荒木優奈(266.70pt)が続いている。非シード選手で今季優勝を挙げた工藤遥加、菅沼菜々は、来年末までの出場権が確定したため“卒業”した。
今年のリランキングは、第1回が6月20~22日開催の「ニチレイレディス」(千葉県・袖ヶ浦CC・新袖C)終了後、第2回が9月26~28日開催の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(宮城県・利府GC)終了後に実施される。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。